DAY2 最終審査結果-『ワールドツアーズワーク部門』

1次審査を通過したチームの中から、今年度の『ワールドツアーズワーク部門』のグランプリ、準グランプリが決定しました。
受賞チームのみなさん、おめでとうございます!

ワールドツアーズワーク部門

グランプリ

八千代松陰中学校2年「としきとゆかいななかまたち」

準グランプリ

八千代松陰中学校2年「AMAZE」

優秀賞

  • 八千代松陰中学校2年「コンポ隊」
  • 八千代松陰中学校2年「長谷川とゆかいな仲間達」
  • 八千代松陰中学校2年「りんご」
  • 八千代松陰中学校2年「レモン断歩道」


コメント/総評

グランプリ

八千代松陰中学校2年「としきとゆかいななかまたち」

とてもたくさんの情報を調べていて、まとめるのは相当大変なことだったでしょう。都市ごとのホテルが、非常に魅力的に見えて自分もぜひ泊まってみたいと思いました。これだけの量の情報を並べるだけでも大変な熱量があって素晴らしいことですが、欲を言えば、ドイツ国内での移動手段や、都市と都市の位置関係も地図で示せるとさらによくなったと思います。(特別審査員 細川生朗)

「旅の準備」として、持ち物からホテル、食事まで、「旅の衣食住」を網羅的に編集した充実のガイドブックでした。
写真ひとつひとつを縁取ったり、きれいな写真を選んでレイアウトを工夫したり、細部へのこだわりが多く見られ、雑誌のようなデザインの完成度の高さと実用性を兼ね備えるために、たくさんの話し合いを積み重ねたことも伝わってきました。
「コスパ最高!」「ティータイムも楽しめる!」など、みなさんの“推しポイント”が詰まったプランは、とても独創性のある、チームらしさのよく表れたものでした。(TWICE PLAN 冨ヶ原啓太郎)

準グランプリ

八千代松陰中学校2年「AMAZE」

旧札を見分けるために新旧の画像が用意されていたり、ベジタリアンのMAPが出てきたり、ナンやチャパティ、サリー、ターバンなどが画像でよくわかったり、非常によくまとめられていました。両替のおすすめもとても面白かったです。(特別審査員 細川生朗)

宗教の違いからくる注意事項や食事のルール、両替をする場所と起こりうるトラブルなど、「行ってきたの?」と思うほどのリアルなポイントが詰まった内容でした。
みんなでよく細部を考え、「実際に現地に行ったらどうなるのだろう?」と、たくさんの想像を働かせてつくったのだと感じました。
チームで描いたイメージから具体的な旅のシーンを見つける着眼点のよさと、適切な情報を見つけ出すリサーチ力もとても印象的でした。
具体的なだけに、情報のソースが何なのかを示すと、より安心感が高まったと思います。(TWICE PLAN 冨ヶ原啓太郎)

グランプリ/準グランプリ講評
『ワールドツアーズワーク部門』特別審査員:編集者 細川生朗さん

■今年度のワールドツアーズワークの取り組み総評
今年度初登場のこのワークは、どのチームもフレッシュにかつこだわりを持って進めた、素晴らしい取り組みとなりました。
特に、情報の「選び方」と「伝え方」に独自性が高く、完成したどのガイドブックを見ても、「行ってみたい」と思わされるものばかりでした。「この情報を持ってくるのか!」「タイトルが工夫されている!」「すごくいい写真を使っている!」など、世の中にあるものをうまく取り入れることも含め、”想像力”と”編集力”の高さが充分に発揮されていました。