DAY1 最終審査結果

1次審査を通過したチームの中から、各企業チームの中で最も優秀と認められた取り組みに授与される「企業賞」受賞の7チームが決定しました。

また、その7チームの中から、今年度の『企業インターンワーク部門』のグランプリ、準グランプリが決定しました。受賞チームのみなさん、おめでとうございます!

各賞、部門等の詳細は審査概要ページをご覧ください。

企業インターンワーク部門

グランプリ

吉祥女子高等学校1年「KJJK」

準グランプリ

桐光学園高等学校1年「CLEVERSON」

企業賞

朝日新聞社賞
八千代松陰高等学校1年「朝日ファイバーズ」

江崎グリコ賞
東京学館高等学校1年「うーぱーるーぱー」

大塚製薬賞
甲南高等学校1年「ブルートゥスお前もか」

KDDI賞
吉祥女子高等学校1年「KJJK」

明治賞
桐光学園高等学校1年「Age of meiji」

森永乳業賞
江戸川女子高等学校2年「ミル女」

ローソン賞
桐光学園高等学校1年「CLEVERSON」

優秀賞

  • 江戸川女子高等学校2年「The top of ジャピン♡」
  • 江戸川女子高等学校2年「日出づる処の天紙」
  • 城北埼玉高等学校1年「すーぱーぬこ」
  • 東京学館浦安高等学校2年「17 Blue」
  • 豊島岡女子学園中学校2年「GLASSES」
  • 明治大学付属明治高等学校1年「天声人GO」
  • 江戸川女子高等学校2年「CONTACTZUReeeeeLU」
  • 江戸川女子高等学校2年「迷探偵グリコ」
  • 共立女子中学校3年「チームモモ上げ☆」
  • 豊島岡女子学園中学校2年「最小完全数ズ」
  • 明治大学付属明治高等学校1年「メロンパンナちゃん」
  • 目黒日本大学高等学校1年「目黒線」
  • 江戸川女子高等学校2年「ラ・アイサトール」
  • 神奈川県立平塚江南高等学校1年「ななねぎ」
  • 吉祥女子高等学校1年「ENERGY MATES」
  • 城北埼玉高等学校1年「Solanum Lycopersicum」
  • 土浦日本大学高等学校2年「fit」
  • 豊島岡女子学園中学校2年「ぽかりーメイト」
  • 江戸川女子高等学校2年「えだまめ」
  • 北鎌倉女子学園中学校3年「soup」
  • 桐光学園高等学校1年「KNNK」
  • 桐光学園高等学校1年「Progress」
  • 豊島岡女子学園中学校2年「モッチーム」
  • 明治大学付属明治高等学校1年「タンドリーチキン」
  • 吉祥女子高等学校1年「お菓子大好きJK」
  • 吉祥女子高等学校1年「Kichijiee」
  • 東京学館浦安高等学校2年「Team ぱっつん」
  • 桐光学園高等学校1年「Ahri Woman」
  • 成田高等学校付属中学校3年「白鯨工房」
  • 八千代松陰高等学校1年「チームオレンジ」
  • 江戸川女子高等学校2年「オーロラソーシーズ」
  • 追手門学院大学2-4年「チームてんとうむし」
  • 共立女子中学校3年「おにぎり」
  • 共立女子中学校3年「MITSUO☆」
  • 成田高等学校付属中学校3年「ティシエ」
  • 明治大学付属明治高等学校1年「DAILY INDUSTRY」
  • 吉祥女子高等学校1年「からあげちゃん」
  • 玉川学園高等部1年「TGC1」
  • 東京学館高等学校1年「パンダパンダ」
  • 桐光学園高等学校1年「IKK」
  • 聖園女学院中学校3年「MACHI cafe」
  • 八千代松陰高等学校1年「Lavoro di squadra」


コメント/総評

グランプリ

吉祥女子高等学校1年「KJJK」

準グランプリ

桐光学園高等学校1年「CLEVERSON」

グランプリ/準グランプリ講評
『企業インターンワーク部門』特別審査員:一般社団法人ディレクトフォース/元キユーピー株式会社 技術本部長 守屋雅夫さん
2019年度『企業インターンワーク』取り組み総評
トゥワイス・アウォード実行委員会 審査委員長:TWICE PLAN 西崎敦文
『第10回トゥワイス・アウォード』によせて
企業審査員:江崎グリコ グループ人事部 田中弓雄さん

朝日新聞社賞

八千代松陰高等学校1年「朝日ファイバーズ」

スマホのアプリ自体は驚く発想ではありませんが、そこにSDGsを関連づけ、若い世代がアクションを起こすような仕組みまで考えている点が大変素晴らしいと感じました。「これは実現してみたい」と感じる提案でした。(朝日新聞社 総合プロデュース室 内田英良)

1回目の指令で取ったアンケート結果や法務省の資料など、データを活用して検証する力が秀逸でした。提案した「SDGsに臨むメディア」は、ポイント制で小さな達成を積み上げていくなど、若者が使いたくなる仕掛けに独自性がありました。(TWICE PLAN 織田光絵)

調査分析の結果からSDGsに注目してスマホアプリに導く過程、さらに日常生活に密着しSDGsの資源有効活用に訳あり商品を持ってきたことの着眼が素晴らしい。みんなで発表を分担、チームワークのよさも出ていました。(特別審査員 守屋雅夫)

朝日新聞社が注力しているSDGsを踏まえた実現性の高い提案でした。第三者の意見や自分たちが授業内で学んだことを総動員して筋道を立てた、無駄のないプレゼンも好印象。聞き手にしっかり届き、説得力がありました。(審査委員長 西崎敦文)

■今年度の朝日新聞社インターンチーム総評
どのチームも、“新聞社のインターン”として、現代社会が解決すべき課題に真摯に向き合う様子が特長的でした。スマホをベースにしたSNS、動画といった時代に即したメディア活用を考えるとともに、「新聞」の持つ信頼性の価値への理解も深めるなど、メディア・リテラシーの高まりも見られました。

江崎グリコ賞

東京学館高等学校1年「うーぱーるーぱー」

小売りでの実習プログラムの提案に大変驚きました。実際に、このプログラムは新人研修にあるのですが、冗長な説明は忙しい買い物客には迷惑であることなどが風刺的に描かれており、よいメーカーと消費者とのコミュニケーションとはどうあるべきかを考えさせられました。あとは、そのプロセスをより可視化できればさらによくなると思います。(江崎グリコ グループ人事部 田中弓雄)

舞台公演のようなはじまり方で、思い切り振り切った表現には、発想力と情熱の高さを感じました。
また、とても流暢な話し方で、見ている人を楽しませる工夫に富んでいました。(TWICE PLAN 冨ヶ原啓太郎)

洗練された素晴らしい発表でした。江崎グリコさんのこともよく勉強していました。できれば、試食販売に新しいメニュー提案をするなど少し工夫すればさらによくなったのではないか。それにしても本当によく練習しましたね。(特別審査員 守屋雅夫)

江崎グリコの企業理念である“ワクワク”を、身体と想像力を使って目一杯表現していました。寸劇では小道具やスポットライトまで用意していましたね。細部へのこだわりと、相当練習したことが伺えます。チームのみなさんの情熱を感じました。(審査委員長 西崎敦文)

■今年度の江崎グリコインターンチーム総評
今年度の江崎グリコチームには、共通点が大きく2つありました。「目的とゴールが明確で、企業理念につながっている」「内容とコアバリューの連動が論理的に説明されている」ということです。その上オリジナリティがとても高く、世の中の”インターンシップのイメージ”を変えていくようなプレゼンばかりでした。

大塚製薬賞

甲南高等学校1年「ブルートゥスお前もか」

現在の健康課題として、身近だけれど取り組みを忘れがちな「塩分摂取」について着目し、その健康課題を解決するというヘルスケア企業らしい提案でした。また、背景にWHOや厚労省の信頼のおけるデータを利用していた点も優秀でした。この素材の有用性、特に減塩効果の科学的根拠をロジカルに説明できるとなおよかったでしょう。発表資料と発表姿勢も大変よかったです。(大塚製薬 広報部 車谷千江美)

アイスプラントを粉末状にして商品化するところに革新性、独自性がありました。
企画の背景から提案まで、とてもシンプルに簡潔にまとめられていて、手順をしっかり踏んで準備を積み重ねてきたことが伝わりました。(TWICE PLAN 河野宏基)

大塚製薬さんにアイスプラント商品化の提案は素晴らしい。近年注目されている商品を錠剤に加工し、調味料として販売するという点もよかった。パッケージ販売方法に若者らしい提案があるとなおよいでしょう。パワーポイントは文字を少なくしたい。(特別審査員 守屋雅夫)

伝えるべきことを絞って、無駄なくわかりやすく伝えている点が目を引きました。そのためとても聞きやすいプレゼンでした。大塚製薬の企業理念にある“革新性”に合致するアイディア。他にはない鋭い着眼点に驚きました。(審査委員長 西崎敦文)

■今年度の大塚製薬インターンチーム総評
今年の大塚製薬チームのみなさんは、“座薬タイプのサプリメント”、“虫除け飲料水”、“新しいサバ”、“オブラート状でビタミンが取れる商品”など、自分たちならではの「革新性」を企画に込めていました。他の真似をせず、「大塚製薬らしさ」に着目したネーミングやパッケージデザインなど、細部へのこだわり、実現への強い想いがあったことも特徴的でした。

KDDI賞

吉祥女子高等学校1年「KJJK」

「すべての人に暮らしやすい街」を課題とし、点字ブロックに着目。その危険性(目の不自由な方、健常者各々)を分析し、「Shinme」というサービス、ロゴまでを提案、機能のデメリットに対しての解決策も提示し、論理的でわかりやすい発表でした。 バリアフリーが他の誰かのバリアになっている、5Gを使って「究極のバリアフリー」を目指すという視点は大変素晴らしいものでした。(KDDI 総務部 CSR・環境推進室 海崎千恵子)

「障碍者の方がもっとおしゃれできたら自信を持てるのでは?」という問いからスタートし、新しい世界観を提示。目のよい人/よくない人両方に情報を提供できる仕組みをつくるなど、テクノロジーを活用して社会問題を解決しようとする高い意欲が光りました。(TWICE PLAN 関峻介)

Shinme、誘導ブロックとスマートウオッチの融合は素晴らしい発想です。今回の提案は必ず実現されるものと思います。スライド、話し方いずれも大変よくできていました。KDDIさんにとっても非常によい提案だったと思います。(特別審査員 守屋雅夫)

目の不自由な人だけでなく、健常者の視点も踏まえるというバランス感覚が目を引きました。すべての人の気持ちを鑑みて、とことん考え抜いた優しさあふれる提案。KDDIだからこそやるべき企画だという信念を感じました。(審査委員長 西崎敦文)

■今年度のKDDIインターンチーム総評
どのチームもリサーチ力が高く、「5G」「IoT」など新しい技術によって時代がどう変化し、世界の課題がどう解決されていくのかを、それぞれの視点で発見していました。社会でも今まさに活用方法を模索している技術を活かす柔軟な発想力が際立ち、当事者意識の高さ、情熱も伝わって、近い将来に実現が期待される提案ばかりでした。

明治賞

桐光学園高等学校1年「Age of meiji」

圧倒的なパフォーマンス力で、とてもインパクトのあるプレゼンでした。「Bean to bar」の仕組みやその利点、生産地の支援など、しっかりと理解したうえでの理路整然とした説明、映像やデータを入れる間合いや量など全体構成の巧みさ、終始一貫して心地よく聞ける話術も見事でした。
拡散するために起用するタレントについての理由など、その裏付けがあると、より完成度の高いものになったと思います。(明治 サステナビリティ推進部推進グループ 齋藤明敏)

YouTube講座のような話し方や構成でプレゼンを展開していて、おもしろくわかりやすい表現を追求していました。映像のコンセプトを明確にした後で映像を流すといった、社会で大切な「相手を想像する力」が発揮された提案でした。(TWICE PLAN 織田光絵)

明治さんの意図をくみ上げた、データに基づくテーマの取り上げ方が特によかった。気持ちのこもった手づくり感満載のこの提案は大変素晴らしい。(特別審査員 守屋雅夫)

自分のことばで表現力豊かにプレゼンするメンバー、演技力が高いメンバーなど、チームの力を最大限に活用した素晴らしい発表でした。指人形を使った映像も、こだわりをもって楽しんでつくったことが伝わってきました。(審査委員長 西崎敦文)

■今年度の明治インターンチーム総評
今年は、チームの個性あふれる多彩な表現が際立ちました。身近な学校生活を題材にする、YouTube、SNSを活用するなど同様の提案が多く見られましたが、着眼点や演出の違いなどに、チームの対話で生まれた独自性がありました。また、「Bean to Bar」が世界にどんな影響を与えるのかといった、社会背景をよく考えた高いメッセージ性も感じられました。

森永乳業賞

江戸川女子高等学校2年「ミル女」

CMはこれまでたくさん作られてきていることから、「今までにない視点は何か?」を考えた上で、ビフィズス菌がなぜよいのか理解、共感し、統一感を持たせた同じフレーズで印象に残る構成をした点が特に優れていました。配信媒体の選択もよかったです。(森永乳業 コミュニケーション本部 CSR推進部 社会貢献推進グループ 中村真美子)

乳酸菌とビフィズス菌の違いに特化した、大変インパクトのあるCMでした。ラジオというメディアに着目したのも意外性があり、とてもよい気付きだと思いました。(森永乳業 コミュニケーション本部 CSR推進部 社会貢献推進グループ 長井聡子)

3種類のCMを企画し、その全てでキャッチフレーズを繰り返して印象付けるという、シリーズのよさが活かされていました。発表のパートは、伝えたいことがしっかり届く落ち着いた話し方でしたね。みなさんが発表に向けて練習を重ねてきたプロセスも大変素晴らしかったです。(TWICE PLAN 河野宏基)

森永乳業さんの企業理念と指令をよく理解された内容で大変よかった。素晴らしいキャッチフレーズですね。頭から離れないです。みなさんのチームワークの取れたとてもよい発表でした。(特別審査員 守屋雅夫)

「乳酸菌よりもビフィズス菌」という覚えやすいキャッチフレーズを打ち出し、提案のコンセプトも絞られた、大変説得力のあるプレゼンでした。CMとしての魅力を感じ、思わず商品を買いに行きたくなりました。(審査委員長 西崎敦文)

■今年度の森永乳業インターンチーム総評
どのチームもじっくり課題に向き合い、日々の生活や健康について丁寧に考えていました。オリジナルキャラクターや登場人物の細かな設定など創意工夫を凝らすことはもちろん、菌の力や腸の健康の大切さを調べ抜く誠実さ、家族=消費者にしっかり届けようと努力する着実さなど、その活動ひとつひとつに企業の持つイメージや姿勢が体現されていました。

ローソン賞

桐光学園高等学校1年「CLEVERSON」

いま話題の食フェスと地域活性化を結び付けた点がユニークで、大変おもしろかったです。ランキング上位の店舗の商品がローソンで発売されるだけでなく、上位に選ばれなかった店舗にもメリットをつけるなど、よく考えられています。発表については役割分担もしっかりできていてチームワークのよさがうかがえました。動画もとてもよくできています。(ローソン 事業サポート本部 環境社会共生・地域連携推進部 長谷川泉)

食フェスを年2回開催し、地域活性化にもつながるアイディアが素晴らしかったです。投票で1~3位に入ったお店の商品の販売はもちろんのこと、選ばれなかったお店のクーポン配布等もあり、相手の立場に立って考える広い視野を感じました。(ローソン 事業サポート本部 環境社会共生・地域連携推進部 鈴木暁子)

消費者にとっても、イベントに出店する企業にとっても、ローソンにとってもメリットが生まれるwinwinwinの仕組みづくりがとてもうまかったです。 新商品開発で競合他社と差別化もできるため、大変現実的で画期的な提案でした。(TWICE PLAN 関峻介)

ローソンと地域の飲食店とコラボさせるために、ミニサイズ商品とクーポンで結びつける発想は非常に素晴らしい。最後のプロモーションビデオはすぐに使えるほどクオリティーが高かった。(特別審査員 守屋雅夫)

自分たちの見つけたユニークなアイディアを、どうすれば実現するかチームで創造的に話し合ったことがうかがえる発表でした。ロゴやクーポンのデザインまで完成度を高めた、大変クリエイティブな提案でした。(審査委員長 西崎敦文)

■今年度のローソンインターンチーム総評
マチとコラボして終わりではなく、どうすればローソンのファンになってもらえるのか、売上を増やせるのか、ビジネス的な観点でしっかり考えたチームが目立ちました。
ゲームやSNS、AR/VRなど、世の中の動向をおさえつつ、会社の歴史から着想を得るなど、多くのチームがローソンの“インターン生”として、高い当事者意識で取り組んでいました。

10th TWICE AWARD DAY1 Movie

2020年3月15日、『第10回トゥワイス・アウォード』企業インターン部門の最終審査が行われました。

大会方式ではなく映像審査となった今年度は、会場の江戸川女子高校「かたばみ会館大ホール」での審議の様子をみなさんにお伝えできるように、映像で記録。
江戸川女子高校の先生方にも協力いただいて場所を整え、チームのプレゼンをホールの大スクリーンで確認しながら審議して、グランプリを決定しました。
最後には、会場に駆けつけてくださった江崎グリコの田中さんを交えて、今年の取り組みを振り返り、第10回トゥワイス・アウォードDAY1の幕を閉じました。